「みやざき中央新聞」は、様々な講演会の内容を記事にしている週刊新聞です。
その最新号の印象に残った記事について、書かせて頂きます。
「古事記に学ぼう」というタイトルの富田欣和さんの記事です。
「日本人には合わない西洋の成功哲学」ということで、日本の神話と西洋の神話との違いが説明されています。
西洋の神話では「神様が世界を創った」に対して、日本の神話では「神様でさえこの世ができた後に生まれている」。
そういう神話をもとに日本人は生きているので、日本人は「足るを知る」とか「謙虚」とか、そういうものを美徳として持っているのだそうです。
それで、西洋の成功哲学のように「何でも自分で創り出せる」という考え方は日本人にとって「すごい」とは感じても、「自分には合わない」と思ってしまうのではないかと。
なるほど~と思いました。
西洋的な考え方とともに、日本人の謙虚さなどの美徳も取り入れて、初めてバランスがとれた考え方になるのではないかと思いました。
他の記事も、どれもとても面白くて興味深かったです。
みやざき中央新聞は、当院の待合室に設置していますので、よかったらご覧くださいね。
滋賀草津カイロプラクティック(整体・気功) 村岸 毅