ストレートネックが自律神経失調の原因に?

草津アアルト整体院・ストレートネックが自律神経失調の原因? 治療方針

ストレートネックとは?

正常な首・ストレートネック

ストレートネックは、本来S字カーブを描いているはずの首の骨(頚椎)がまっすぐになってしまう状態を指します。正常な頚椎は、頭部の重さを効率的に支えるために、前方に緩やかなカーブを描いています。

ストレートネックの主な原因
  • スマートフォンやパソコンの長時間使用
  • デスクワークなど、猫背や前かがみの姿勢の継続

日本人の約8割がストレートネックを発症しているとされ、新国民病とも呼ばれています。

ストレートネックが首の筋肉に影響

頭は意外と重さがある(約5kg)ため、頭が前に出るストレートネック状態が続くと、テコの原理で、首の筋肉に負担がかかります。

院長:村岸毅
院長:村岸毅

当院では、姿勢分析システムによって、患者さまの姿勢検査を行っています。分析の結果、頭が前に出ている姿勢の影響で、頭部が物理的に、通常の1.5~2倍の負担になっている方も珍しくありません。

ストレートネックは特に、胸鎖乳突筋という首を支える重要な筋肉に、大きな負担がかかってしまいます。

胸鎖乳突筋

胸鎖乳突筋は、左右の耳の後ろから鎖骨までつながっている筋肉です。首を右に傾けると、反対の左側に浮き出るのが確認できます。

長時間頭を前に出したり下を向いたりすると、この筋肉が縮んで硬くなってしまうことがあるのです。

胸鎖乳突筋が固くなると、自律神経が乱れる?

自律神経の乱れ・女性の体の不調

胸鎖乳突筋が固くなると、実は自律神経系にも影響を及ぼします。これは、筋肉と神経の密接な関係によるものです。

胸鎖乳突筋の周辺には、頚部交感神経幹や迷走神経(副交感神経の一種)などの重要な自律神経が走っています。

自律神経は、交感神経、副交感神経という二種類の神経で構成されています。

筋肉が硬くなると、これらの神経を圧迫したり刺激したりすることで、自律神経の働きに乱れが生じる可能性があります。

自律神経の乱れは、体全体に様々な症状を引き起こします。肩こりや頭痛、めまい、疲労感、睡眠障害などが現れることがあります。

院長:村岸毅
院長:村岸毅

実際、当院を訪れる患者さまの多くは、年齢や性別に関係なく、胸鎖乳突筋の硬直が見られます。

ストレートネック、自律神経の乱れを改善・当院の治療方針

草津アアルト整体院・施術風景

これらの症状を改善するためには、大きな原因であるストレートネックを改善する必要があります。ストレートネックの改善には、姿勢の矯正、適切なストレッチなどのセルフケアが効果的です。

当院では、このような自律神経の乱れや様々な症状を改善するために、ストレートネックに焦点を当てた施術を行っています。

  • 首のカーブを正常に戻すための調整
  • 胸鎖乳突筋をはじめとする首周りの筋肉の緊張を和らげる施術
  • 自律神経のバランスを整えるアプローチ

これらを組み合わせた、総合的な治療を提供しています。これらの施術により、ストレートネックの改善だけでなく、自律神経の乱れを整え、それに伴う様々な症状の軽減を目指します。

ストレートネックは現代社会において増加傾向にある問題です。当院では、適切な施術とセルフケアのアドバイスによって、改善をしっかりサポートいたします。