
花粉症についての2025年の調査によると、全国平均で58%、2人に1人以上が発症していると回答しているそうです。発症率は更に増加傾向で、まさに国民病と言える状況です。
当院に来られる患者さまで、花粉症で悩んでいる方は、かなりの割合でいらっしゃいます。そこで、当院で花粉症を改善された方も多くいらっしゃいます、という話をすると、皆さんが「花粉症も治るんですか?」と驚かれます。
花粉症は一度発症するとなかなか治らない、一生付き合っていくもの、と考えている方が多いように思います。

私自身、幼少期から悩んでいた花粉症を改善した一人です
花粉症とは?

花粉症は、季節性のアレルギー疾患です。体内に侵入した花粉を異物として認識し、身を守ろうとして、過剰な免疫反応を引き起こす症状です。
春先に発症する人が多く、以下のような症状が特徴的です。
日本では、スギやヒノキの花粉が主な原因となっていますが、近年では様々な植物の花粉も原因としてあげられています。そのため、春先だけでなく、秋口、または年間を通して、アレルギー症状で悩んでいる方もいらっしゃいます。
一般的に「花粉症は一度発症すると治らない」と言われる理由

多くの人が「花粉症は治らない」と思う理由には、以下のようなものが考えられます。
以上のような理由から、「花粉症は一生付き合っていくもの」というイメージが生まれやすいものと思われます。
病院での治療方法

医療機関では、以下のような治療法が一般的に行われています。
薬物療法
アレルゲン免疫療法(減感作療法)
アレルギー疾患の原因となる、花粉などのアレルゲン(抗原)を体内に少量ずつ投与することで、免疫系の反応を修正し、症状を緩和する治療法です。
花粉症について・当院の見解

花粉は元々、体にとって害があるものではないので、どれだけ飛散していても、大丈夫な人は平気です。その花粉を、敵だと勘違いして、防衛反応を起こしてしまうのが、花粉症の原因です。
いくらでも飛んでくる花粉を、一生懸命体の外に出そうとして、鼻や涙、くしゃみが出たり、かゆみや炎症(ウィルスなどと戦う場)などの、いわゆるアレルギーが起こったりします。症状は、自分の体が作り出しているのですね。
そこで、花粉が敵ではなく、本来のただの花粉だと体が認識できれば、症状は起こらなくなります。
それでは、どうして花粉を敵だと勘違いしていしまうのでしょうか? それは、免疫の働きの乱れて、過敏反応(アレルギー)が起こっているからです。
その免疫の働きをコントロールしているのが、自律神経です。自律神経は免疫系と密接に関連していて、自律神経の乱れがアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
当院の治療方針

当院では、自律神経の乱れ、そして花粉症などのアレルギーを改善するために、独自の「自律神経整体」を提供しています。
「例年よりも、花粉の症状が和らいでる気がします」
「今年は目のかゆみ、鼻づまりが起こってない!」
私自身、かつて花粉症で悩んでいた、というより、体質だと諦めていました。ですので、花粉症を改善された患者さまの声を伺うと、非常に嬉しいです。
当院に来られて、花粉症の薬を自然と手放された方も多くいらっしゃいます。花粉症は治らない症状ではない、ということを知っていただけたら幸いです。