過敏性腸症候群は治る? 治療の現場から・その10

過敏性腸症候群

当院には「過敏性腸症候群」と診断を受けた方も来院されます。

過敏性腸症候群とは、病院で大腸・小腸を検査しても、炎症や潰瘍(かいよう)などの疾患が認められないのに、お腹の不調が続く病気です。

症状としては、

・便秘と下痢を交互に繰り返す。
・腹痛、下腹部の張り・違和感、ガスがたまるなどの症状が続く。
・ストレスや不安を感じると、腹痛、下痢が引き起こされる。

こういったことが表れます。

精神的ストレスの影響が指摘されており、仕事や人間関係のストレスが引き金になることが多いようです。

また、電車や会議中など、すぐにお手洗いに行けない状況で、
「お腹が痛くなったらどうしよう」
「下痢になったらどうしよう」
という不安感、恐怖心がストレスとなり、実際に症状が起こってしまうという悪循環に陥る場合もあります。

それでは、過敏性腸症候群を治すためには、どうすれば良いのでしょうか?

過敏性腸症候群は、大腸・小腸に炎症、潰瘍(酷いただれ)はなく、検査をしてわかるような異常がないのに、症状が起こります。

病名を聞くと、ものものしい印象を受けますが、一言で言うと「腸の調子が良くない」ということです。

腸の調子が良くないのは、その腸をコントロールしている自律神経の働きが、上手くいっていないのだと考えられます。

(自律神経とは、脳から出て、無意識の間に内蔵や体の色々な働きをコントロールしている神経です)

また、精神的ストレスがかかると、自律神経の働きが悪くなってしまいます。

ということで、過敏性腸症候群を改善するためには…。

 ①自律神経の働きを正常化する
 ②精神的ストレスを解消していく

この二つが何よりも重要だと考えられます。

当院には、慢性的な「胃腸の不調」でお悩みの方が多く来院されています。

過敏性腸症候群と診断を受けた方、特にそういう診断を受けていない方も含めて、問題なく症状を改善されています。

「こんな症状でも治るの?」と、お気軽にご相談ください(^^)

【胃腸の不調の改善に】滋賀草津カイロプラクティック整体院
院長 村岸 毅
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