みやざき中央新聞(2493号)

講演会やコラムの記事だけが掲載される、ちょっと変わった新聞「みやざき中央新聞」の最新号です。

今回ご紹介するのは、精神科医の中村究さんの記事です。

うつ病などを治療する方法として、「断捨離」の効果が書かれています。

「断捨離」とは、簡単に言うと、要らないものを片づけたり捨てたりすることです。

家のガラクタを捨てることを通じて、自分を知り、心の混沌を整理して人生を快適なものに変えていく方法、ということになります。

思い出の品や、「いつか使うかも」と思って取ってあるモノ、誰しも持っていると思います。

そういったものも含めて、「今」、それは「自分」にとって必要かを考え、自分と向かい合いながら、本当に必要なものだけを残していく。

「自分がしがみついていた物を手放すことで精神的に自立ができ、自己肯定感が育まれていきます」

物を捨てることを通じて自己肯定感を育み、うつや気持ちの混乱を解消できる、というわけなのですね。

私としても、お部屋の整理や片づけは、心身の健康にとても重要だと考えています。

 

滋賀草津カイロプラクティック(整体・気功)

院長 村岸 毅

みやざき中央新聞(2492号)


講演会やコラムの記事だけが掲載される、少し変わった新聞「みやざき中央新聞」の最新号です。

今回はカレーにまつわる連載コラム「カレーなる人々」からです。

作家の古山高麗雄さんのお話が掲載されています。

古山さんは太平洋戦争に従軍してマラリヤにかかり、餓死寸前になったそうです。

それ以来、「まずい」という言葉を口にすることができなくなったそうです。

従軍中にほんの少し食べることのできた激辛「豚のカレー煮」の味が忘れられず、「なつかしさとは無縁の高級カレーより、なつかしさのまつわる安価で素朴なカレーのほうが、(中略)旨いのだ」

そのような経験から、「食べ物はなつかしさが第一、味は二の次」と確認したそうです。

食べ物に困らないことの有難さ、そして、本当の「美味しい」とは何かを考えさせられるコラムでした。

みやざき中央新聞は、当院の待合室に設置しています。

よろしければ、ご覧くださいね。

みやざき中央新聞(2491号)

講演会やコラムなどのみが掲載される、少し変わった新聞「みやざき中央新聞」の最新号です。

今回も、面白くて参考になるお話がいっぱい掲載されていました。

その中から、ユーアンドミークリエイト(株)古賀弘規さんのコラムをご紹介します。

 

少年野球チームの雰囲気を盛り上げるために手っ取り早い方法とは?

それは、張り切って盛り上がっている子供を更に盛り上げるよう声をかけたり、褒めたりすることだそうです。

そうすると、全体が徐々に活性化していくそうです。

どうしても、大人しい子供に「もっと声を出せ!」とか言ってしまいそうですが、これでは効果がないそうです。

 

これは、一人の人間でも同じことが言えて、自分の「強み」に火をつけるようにすれば、行動もガンガンできてしまう。

どうしても自分の苦手な「弱み」の方に目が行きがちですが、強みに注目した方が良い、ということですね。

なるほど、と思いました。

みやざき中央新聞は、当院の待合室に設置しております。

興味が湧かれましたら、是非手に取ってみてください(^^)

 

滋賀草津カイロプラクティック(整体・気功)

村岸 毅

みやざき中央新聞2490号

「みやざき中央新聞」は、様々な講演会の内容を記事にしている週刊新聞です。

その最新号の印象に残った記事について、書かせて頂きます。

「古事記に学ぼう」というタイトルの富田欣和さんの記事です。

「日本人には合わない西洋の成功哲学」ということで、日本の神話と西洋の神話との違いが説明されています。

西洋の神話では「神様が世界を創った」に対して、日本の神話では「神様でさえこの世ができた後に生まれている」。

そういう神話をもとに日本人は生きているので、日本人は「足るを知る」とか「謙虚」とか、そういうものを美徳として持っているのだそうです。

それで、西洋の成功哲学のように「何でも自分で創り出せる」という考え方は日本人にとって「すごい」とは感じても、「自分には合わない」と思ってしまうのではないかと。

なるほど~と思いました。

西洋的な考え方とともに、日本人の謙虚さなどの美徳も取り入れて、初めてバランスがとれた考え方になるのではないかと思いました。

他の記事も、どれもとても面白くて興味深かったです。

みやざき中央新聞は、当院の待合室に設置していますので、よかったらご覧くださいね。

 

滋賀草津カイロプラクティック(整体・気功) 村岸 毅

みやざき中央新聞

滋賀草津カイロの待合室に、「みやざき中央新聞」というものを置いています。

この新聞は普通の新聞と違って、ニュースなどは書かれてなく、「各種講演会を取材して、面白かった話、感動した話、心温まった話、ためになった話」などが掲載されています。

私の先輩治療家に教えて頂いて、昨年8月から購読しているのですが、毎週とても面白いです。

この1年で特に印象深かったのが、11月12日号の翻訳家・山川紘矢さんの記事です。

山川紘矢さんは、「ザ・シークレット」など精神世界に関する本を多数翻訳されています。

その山川さんが、このように仰っています。

「精神世界の本って、書いてあることはみんな同じです」

みんな同じ、何だと思いますか? それは…

「自分を大切にしなさい」「あらゆることに感謝しなさい」

といったことだそうです。

とてもシンプルなメッセージですが、たくさんの本を翻訳されている山川さんの言葉だけに、説得力があります。

何か上手くいかない、何か足りないと感じるとき、自分のことをもっとよく考えてみると、それは実は「感謝が足りない」のだそうです。

私も、「自分を大切にしているか」「感謝しているか」を常に振り返って日々を過ごそうと思います。