今週のブラックボード|「乙嫁語り」アミルとカルルク

乙嫁語り アミルとカルルク

今週のお出迎えボードは、マンガ『乙嫁語り』(おとよめがたり)のヒロインの一人、アミルと、その夫カルルクです。

『乙嫁語り』(森薫・作)は雑誌『ハルタ』で連載中の人気マンガで、19世紀後半の中央アジアを舞台にした物語です。

「乙嫁」とは「美しいお嫁さん」という意味で、物語は乙嫁とその周囲の人々のお話が連作形式で綴られます。

アミルは一人目の乙嫁で、作品全体のメインヒロインとも言える存在です。

20歳で嫁いだアミルは、弓や馬術が上手く、強くて優しくて、非常に夫思いの素敵な女性です。

一方、夫のカルルクは12歳。8歳差の夫婦なのです(^^)

思いやり溢れる、穏やかな性格の少年で、アミルはつい過保護的になってしまいますが、彼も徐々に頼もしく成長していきます。

私達の今の生活や価値観とはかなり違う世界ですが、何か懐かしいような、穏やかな生活。

当時の歴史的な争いごともあり、決して平和な理想郷ではないのですが、いきいきと素朴に日々の生活を送っている彼らが少し眩しく見えます。

それから、この作品は衣装などの描きこみが詳細ですごいです!

圧倒されるほど素晴らしい絵なので、是非読んでみてください。

(このブラックボードを書いてくれた妻も、かなりプレッシャーがかかったようです)

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